【文字起こし】新年京大イブ祭 #大学・大学生とは

発言を要約・整理してまとめてあります。

当該ツイートが複数にわたる場合は、その冒頭だけを埋め込んであります。

オーディエンスの方々にも同じハッシュタグで自由に意見を呟いてもらっているので、あわせてTwitterの「#大学・大学生とは」も覗いてみてください。

 

#大学・大学生とは

 

COG「大学は開かれた空間、公共スペースだと思ってます。大学は役員会や教員だけのものじゃない。思想信条立場に左右されずに、教育研究活動だけじゃなく、他のこともできるんじゃないか。大学生はその中の主役だと思います。教員である大人の力を借りなくても、自分たちの持っている主体的な考えをもとにいろいろとできるんじゃないかと強く思っています。」

 

かといつ「僕の大学イメージみたいなもの、universityの語源っていうのがuniversitas、一つの目的の共同体っていう意味なんですけど。学問っていう一つの目的に向かってコミュニティを築いていく場所なんじゃないかなと。大学って教育研究活動だけのものでは本来はなくて、今の役員会っていうのは教育研究活動っていうのを押して、ことあれば「教育研究活動の妨害」っていうのを言うんですけど、教授も生徒も一つの場所にあったし議論やコミュニティを形成していく場所だったんじゃないかな。授業というのは教育といわれるんですけど、大学・教授からの一つの提起でしかないんじゃないのかなと。これに対してどのように反応をしていくのか、価値がないとするのか、議論に発展するのか。議論とかをしてくコミュニティに大学の本質があるんじゃないのかな、本とか間接的なつながりもそうですけど、こうしたものを基盤に議論してくのが大学生じゃないのかなと思います。」

 

つかもと「大学とは何か、というのは定まっていないと思っていて。例えば日本の国公立大学は、帝国大学として、日本の殖産興業の中で出来てきたものである。だからこそ、外国の大学にはない、国家が強い力を盛っていたり。私立大学は、もともと大学としての力を持っていたものだし。だからこそ、どっちかというと、大学とは何かっていうのは議論しなければいけない時が来ていて、みんなの中でそれぞれの「大学とは」があって、それらの統一が今までできないまま戦後の大学は進んできたんじゃないかっていうのが大まかな意見ですね。」

 

アストナージさん「大学の形ってのを議論してく行く必要があるっていうのは興味深い意見ですね」

 

眞希波「とある授業で大学とはっていう話になったときに、「研究ですよね~。」と言っていた。研究は研究所でやればいいわけで。教育っていうのは、高校でも予備校でも私塾でも開いてやればよくて。大学はそういったものと分けられる点として、大学生という存在が挙げられると思っていまして。大学のメインは大学生。ピンポイントに言うのであれば、教授や生徒どうしでの大学生の関係・交流といったものが大学の本質なんじゃないかなと思います。」

 

吉田よし子「こんな議論してて楽しいのかしら?あなたたちネットで繋がっているとはいっても、友達同士なんでしょ?京都に一緒にご飯食べに行けるっていう友達一人もいない?そういう人たちとご飯でも行きなさいよ、こんな議論しててもしょうがない。普通のサークルはこういう議論にはならない、大学はどう、大学生はどうって話にはならない。こんな議論したって仕方ない、楽しいと思うことをしたらいい。筋トレするなりのほうが有益」

 

COG「対面で友達と会った時も、こういう話題は出るほうです。それは「今年だから」かなっていうのは強く思います。今まで見えてこなかった部分で、大学の杜撰さだったり、文科省の杜撰さっていうのが見えてきたからこういう話をするわけで、コロナの前から共通テストの話だったり、コロナ後は大学生を悪者にするような議員の人だったり、対面授業を増やそうとしないとか、サークルの対面新歓がこのままいったらなさそうですよね、このままでいいだろうと思っている役員の皆さんとか見てると、おかしいんじゃないの。っていうことでこういう話になってるんじゃないのかなと。」

 

吉田よし子「あんたたちのそういうのはすごくわかるのよ。でも、こうしたことを議論してても仕方ないんじゃないかしら。オンラインでも授業あるんでしょ、先生に「こんなに辛いんです」って訴えるとか、あとは新聞に投書するとか訴えていかなきゃダメ。」

 

COG「学生意見箱とかあるじゃないですか..」

 

吉田よし子「あんなのダメダメ、あんなガス抜きなんて。」

 

COG「あれダメですよね笑」

 

吉田よし子「1回生だけでしゃべっても何も生まれないと思うのよ、たこつぼ化しちゃって。それなら外に出てって..」

 

眞希波「自分ひとりで勝手に行動するのもいいんですけど、それが独りよがりだったりもします。今回の企画も、こうした確認も含めてそれを目的にしているんじゃないのかなと思いましたけど」

 

アストナージさん「そうですね。今回の企画は、1回生同士の意見共有を目的にしてます。1回生同士の議論促進といった方向に向くものもありますね。僕個人としては、この企画を大学内だけで留めておきたいとは思っていません。外の世界に発信していければなと思ってます。ただ、学生同士で議論できる場も大事だと思います。議論や対話を通じて、独りよがりから脱することができますし、ここで鍛えられたものを外に向けて発信できればいいのかなと思います。」

 

alpaca「ご飯に行ける友達の話が出たと思うんですけど、自分の場合もご飯に行こうって誘ったら行ける友達はいるんですけど、どうしても実家暮らしなのでご飯に行こうって誘うっていってもすぐ誘える感じではない、授業があって上洛できるから、そのときに行く。みたいな。友達と気軽に対面でしゃべれるかっていうと、できない人もいるにはいると思いますし。それこそ対面の授業が取れてなくて、キャンパスに全然いけてないっていう人もいるんじゃないかなって。そういうのがずっと…」

 

吉田よし子「その気持ちはわかるわ。」

 

alpaca「そうしたところで見える部分は違ってくると思うんで。僕も何とも言えないんですけど。」

 

吉田よし子「私も実家だから言っておくけど、実家勢はずっと寂しいのよ。実家暮らしはどうしてもずっと寂しいのよ」

 

alpaca「しんどい部分が結構あります。自分はバイトとかで気を紛らわせたりできますけど、そうでない人もいるわけで。あと、こうした議論をしたくてしてるのかみたいな話ありましたけど、今回の議論はやむにやまれずという話があると思っていて、こういう考えがあるよね、とか大学に関してこういう風に考えているよねーっていうのは、大学の文化や雰囲気の受け継ぎ、そのために接点を増やすべきだ。こうした話を共有するためにやっているのかなと。今回の企画をきっかけにできればいいのかなとおもって、参加させていただいています。」